新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、医療関係者はより多忙な時期を過ごしていますが、中には命懸けで尽力してくれる方もいるようです。とある病院にて23歳の看護師が脳腫瘍を患いながらも、亡くなる直前まで患者に寄り添い、その後臓器を提供、2人の命を助けたエピソードが話題になっています。
脳腫瘍が発覚するも亡くなる直前まで尽力した23歳の看護師
それは中国での出来事。こちらの23歳の女性は看護師として勤務していたのですが、突然の悲劇が。病院で休みなく働いていたことで自身の健康をおろそかにしてしまい、脳腫瘍ができていることを遅れて知ることになります。それでも彼女は残りわずかの人生を患者のために捧げることを決意。
彼女は約40日後にこの世を去ることとなりましたが、亡くなる直前まで患者に寄り添った女性は生前、臓器提供のドナー登録をしていたことから、その後腎臓を別の患者に提供。これにより2人の命を助けることとなりました。臓器移植の際には多くの医療関係者が立ち会い、彼女に黙とうすることに。こちらが実際の写真です。
最期の瞬間まで医療関係者に見送られることに
その後、女性は天国へと旅立ちましたが、最後の瞬間まで医療関係者は見送ったとのこと。看護師のために一生を捧げた女性に患者たちも哀悼の意を捧げたとのことですが、彼女の自己犠牲の精神、そして患者への愛は多くの方の記憶に残ることでしょう。
今年は特に新型コロナウイルスの影響で多忙を極めたのではないでしょうか。身体の不調がありながらも患者のことを優先した女性が天国で安らかに眠っていることを祈るばかりですね。
まとめ
このように、脳腫瘍を患いながらも、最後の最後まで患者のために尽力し、2人の患者に臓器を提供した女性は現地で尊敬の眼差しで見られているようですが、看護師としての使命感が大変強かったのではないかと思われます。最後まで自身の好きな仕事に携わることができて幸せだったのではないでしょうか。