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ゴーカート事故で2歳児死亡、母親は声詰まらせ「痛かったかな」「ヒーローごっこ好きだった」


北海道森町でゴーカートに子供3人がはねられて重軽傷を負った事故で、道警森署は19日、意識不明の重体となっていた北海道函館市赤川、吉田成那(せな)ちゃん(2)が死亡したと発表しました。警察は業務上過失致死傷の疑いで捜査する方針であることがわかっています。

【波紋】ゴーカートが子どもたちに突っ込む…意識不明の2歳男児が死亡「免許もないのに」「安全対策できてない」波紋呼ぶ

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北海道・森町で18日、11歳の女の子が運転するゴーカートがコースを外れて、見物していた5人に突っ込み、函館市の吉田成那ちゃん(2)が死亡しました。事故当時、会場では子どもを対象に、モータースポーツなどが体験できるイベントが行われていたといいます。

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ゴーカートが飛び出した場所には、ブロックではなく三角コーンなどが置かれていました。とても安全とは思えない場所での事故で、 警察は、業務上過失致死傷の疑いで、事故の状況やコースの安全対策について捜査する方針だと固めました。

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成那ちゃんの母親は悲嘆に暮れ、同業者からは「安全対策が不十分」との声が上がりました。事故当時、イベント運営を委託された「新千歳モーターランド」の担当者が異変に気付き、「ブレーキ!」と叫び、カートに近づいて手を伸ばそうとしたが振り切られたといいます。カートはそのまま直進し、見物客に突っ込んでいきました。

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子供たちの悲鳴が上がり、近くにいた母親は成那ちゃんに駆け寄ったが、呼びかけに反応がなかったということで、母親は「本当に一瞬。一瞬痛かったかな。びっくりしたと思う」と声を詰まらせ、「今後のことは何も考えられない」と目を赤くしました。成那ちゃんはヒーローごっこが好きで、「変身!」と大きな声を出しながら、ウルトラマンのお面をつけて遊ぶ元気いっぱいの男の子だったといいます。

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母親は「目がくりくりして、全部がかわいかった。先のことは、まだ何も考えられない」と言葉を絞り出しました。小さい命が突然にして奪われたゴーカート暴走事故。ネット上ではこんな声があがっています!

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「被害者、加害者双方が子どもであることに悲劇的な思いを感じます。両親の悲しみは察するに余りあります。まず第一に11歳の児童に時速40キロも出るゴーカートを運転させることが安全で適切だったのか。乗用車並み。大人でも怖いと思うのではないでしょうか。」

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「本当に専門の業者がやったのかと思わずにはいられないミスであり、人災である。 時速40㎞のレーシング用のカートのなら、かなりのスピード感があるし、コーナリングのGも相当なのものだ。本当にそんな物を小学生に走らせていたとなれば、神経を疑う。」

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「最近、子どもが犠牲になるニュースが多くて本当につらい。」

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