電車のつり革、不衛生なので触らない?20代で19.
7%!
日本の働く社会人は毎朝、通勤ラッシュに苦しめられているのではないだろうか。
バスや電車で通勤する人が多いはずだが、込み合った車内は非常に苦痛だ。
雨の日は湿気でじめっとしており不快なこともある。
また人が多いため痴漢の被害なども多いのが現状だ。
このように不特定多数の人が利用する電車。
皆さんはつり革をつかむだろうか?
中には誰が触ったか分からないつり革を触りたくないと思う人もいるだろう。
確かに不特定多数の人が触るものというのは不潔なイメージがある。
つり革に関しての調査結果が衝撃的!?
このつり革に関して、ある調査が行われた。
20代から60代の男女1500人を対象に「電車に乗った時、衛生面を考えてつり革を触らないようにしていますか?」というアンケートを実施したという。
質問
「電車に乗った時、衛生面を考えてつり革を触らないようにしていますか」
回答
はい:14.2%
いいえ:85.8%
つり革を触らないと答えた人は全体の14.2%となっている。
さらにこれを年代別に分析すると以下のようになったという。
20代:19.7%
30代:17.7%
40代:14.0%
50代:13.3%
60代:6.3%
衛生面からつり革を触らないという人は20代で最も多く見られたのだ。
そして年代が上がるにつれてつり革を触らないという人の割合は減っている。
つまり若い人ほどつり革を触るのを避けているということになる。
街中で抗菌、殺菌などの言葉を多く目をするようになった最近、日本人は逆に菌に対して敏感になってしまっているのかもしれない。
抗菌でないもの、殺菌されていないものは汚い、不衛生というイメージが根付いたのだろう。
また公共施設などで改装工事が進み清潔な公共物に慣れているためでもあるといえる。
確かに誰が触ったか分からないつり革をつかむのは躊躇する。
しかし車内の安全のためにも電車に乗っている際には、手すりなどを利用することが大切だ。
しかしこれは電車に限ったことではなく、多くの公共施設で言えることだろう。
例えばエレベーターの押しボタン。
手の甲なので押している人をたまに見かける。
こういった人もつり革と同じで衛生面から触りたくないのだろう。
まとめ
日本中には不特定多数の人が触れるものは多く存在する。
そのすべてを完全に清潔に保つことは難しいのだ。
そういった公共のものを触れることを避けて、菌を防ぐのも一つの方法だと思う。
しかし公共物を触った後に手洗いをするなどして菌を防ぐ方法もあるのだ。
必要以上に敏感になって、安全性などが欠けてしまわないよう注意したい。