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小児がんの手術を受けなければならない10歳の子どものために手術室で4時間ピアノを弾き続けた医師が話題に


まだ幼い子どもががんにかかってしまうというのは両親も非常につらいことです。手術で身体にメスを入れられると思うとどれだけ不安なのでしょうか。そこで、そんな子どもの不安を解消するべく、手術室でとっさの行動に出た医師が話題になっています。

がん手術の子どものために行動に出た医師が話題に

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photoAC

それはイタリアでの出来事。ローマのとある病院にて、脊髄に小児がんのある10歳の子どもの手術を控えていました。がんを除去する手術を怖がる子どものために、心理的な安定をさせるべく、1人の意志が思わぬ行動に出ることになります。それは手術の間ピアノを弾き続けるとのこと。point 211 | 1

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奥にいる男性は医師兼ピアニストとのことですが、本来であれば子どもの麻酔が効き、そのまま眠りにつけば演奏をやめるつもりだったといいます。しかし、子どもの脳が眠っている間も音を感知していたことで、4時間もの間ピアノを弾き続けたといいます。結果、手術は成功に終わりました。

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早いスピードで回復しているという子どもに「感動的だ」

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当時の手術は完璧で、子どもには合併症も無かったといいます。さらに、ピアノを演奏したことで手術室の雰囲気も「まるで魔法にかけられているようだった」と執刀医は語りますが、子どものメンタルも安定しているようで、比較的早いスピードで回復、間もなく2回目の手術を控えているとのことです。point 220 | 1

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当時の手術室の様子の動画がネット上に投稿されるや否や、ユーザーからは感動の声が多く相次ぐこととなりました。日本ではなかなか難しいことかもしれませんが、ピアノ演奏ひとつで手術室のピリピリした雰囲気を一掃できる気もします。

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まとめ

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このように、小児がんの手術を控える子どものために、病院側が思わぬサプライズをした今回のエピソードが話題となりましたが、海外の病院では手術などで不安を覚える子どものために、安心させるためのサプライズを行うというのは少なくないため、病院というのはただ治療をするだけの場所ではないということに気づかされますね。point 211 | 1

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